3月30日、総務省は2月の完全失業率(季節調査値)は4.9パーセントで、1月と同率だったと
発表しました。

また、厚生労働省が同じ日に発表した2月の有効求人倍率は0.47倍で、1月に比べて0.01ポ
イント上昇し、2ヶ月連続で小幅の改善となったということです。

厚生労働省は「雇用情勢は持ち直しの動きが見られるが、依然として厳しい状況にある」と
しています。

失業率は1月に10ヶ月ぶりに4パーセント台に下がりました。2月も「医療、福祉」の就業者
数が前年の2月に比べて42万人増え659万人となるなど、改善された点もあったということで
す。ですが、就業者数は前年の2月より80万人減り、完全失業者数は25万人増えて324万人と
なっていて、全体としては厳しい状況が続いています。

有効求人倍率も、過去最低だった2009年8月0.42倍からは上昇しているといいますが、底ばい
状態で、雇用の先行指標とされる新求人倍率も0.84倍と低迷しています。

まだまだ続く不景気。雑誌「現代画報」でも取り上げられていたように思います。
不景気を理由に仕事を辞めなくてはならない人も多いのではないでしょうか。
「上昇」と聞いても、自分の生活にはまったくそのような状況はみられません。
今後の私たちの生活はどうなるのでしょうか。不安な日々が続きます。この不安な日々は
いつまで送らなければならないのでしょうか。いつになれば、普通の生活ができるように
なるのでしょうか。


現代画報との戦い
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