最近は国際ジャーナルに加えて、よく新聞を読んでいますが、近頃の話題でおも
しろいのが、中国とグーグルの争いに関してですね。グーグルはインターネット
における巨大企業ですが、そのビジネスモデルは無料を中心としています。それ
がインターネットにおける面白いところだと思います。まさにインターネットの
新しい支配者ではないかと思います。このグーグルが中国を支配する、中国共産
党政府との争いになったのは、何かの象徴かもしれません。現在のインターネッ
トのビジネスの在り方や、中国政府の対応に対するアメリカ側の批判的な立場な
ども、国際政治の面からは面白いところがあります。ですから、グーグル事件の
疑問に答える詳細な分析は、国際ジャーナルでも行ってもらいたいところです。
今の時代ですが、インターネットは民主主義を代表する自由主義のインフラとも
いえるでしょう。しかし、中国政府は、グーグルの検索サービスに対して、検閲
を要求しています。これはアメリカ的自由主義と中国政府の価値観の違いを表し
ていると思います。経済的に中国はアメリカの重要なパートナーとなっています
が、政治的にはまだまだ不透明なところもありますので、これからの状況には興
味を持っていきたいと思います。





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